法西医院

西宮市の小児科内科医院のブログ

発達凸凹

time 2015/11/15

自閉症については自閉症スペクトラムという概念が浸透してきていると思います。

つまり、白か黒かではなく、連続した概念として捉えられるようになってきました。

そして発達についても発達障害がある、なしの二択という概念から変わってきています。

発達の優れているところ、劣っているところの凸凹(発達の凸凹)が大きいことに適応障害が加わったものを発達障害というものです。

これは「発達障害のいま」の著者の杉山登志郎さん(お医者さんなので「さん」ではなく「医師」ということば適当かもしれません)が提唱されていることです。

誰にでも程度の差はあるものの発達の優れているところ、劣っているところがあると思います。

その発達の凸凹が大きいことによって、できること、できないことの差が激しく、社会に出たときにうまく対応できなくて本人も周囲も困ってしまう。

これが発達障害についての新しいとらえかたです。

厳しい世の中ですが、少しづつでも理解が広まって、よりよい社会になったらいいと思います。

僕自身はというと、発達の凸凹は大きいと思います。
いや、自分で大きいと思っているだけかもしれませんし、発達の凹凸が昔は大きかったけど、今は小さくなって目立たなくなったのかもしれません。

それによる苦痛は以前はありました。
今はあまり感じていません。

でもそれは周りの方々がいろいろと配慮してくださっているからだと思います。
とてもありがたいと思っています。

皆さんの支えをもとに、このブログを含め、さまざまな形で社会に貢献できたらと思います。

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